誰かとと話をしているとき、沈黙が続いて居心地が悪くなり、緊張が高まったり、会話がちぐはぐだなと感じなんとなくバツが悪くなったり、好きな人と話ができるチャンスなのに、なぜかうまく話ができなかったという経験をしたことはありませんか?その上、好きになった経験はあっても、なぜだか特別に話せない相手がいたり。。。会話は日常のことなのに、日常でない出来事が起こるところに人の不思議があります。
会話上手でなくても、いつも自然体で話せるようになるには、どうすればいいのでしょうか。 そのヒントになるのが普段から親しい人と話をしているときのことです。何か違うところはないか、思い出してみてください。
まず親しい人との間では、心が通っています。 つまり、どのようにコミュニケーションしていいのか、わからないとは、心を通じ合わせる方法が分からないというように置き換えることもできます。
では、心を通じ合わせるせには、どうすればいいのでしょうか?
相手の訴をよく聞いて、さらに相手の話を引き出す山すような反応をする、そんなやりとりの結果、いい空気が流れて、自然と自分も乗っていけるようになるものです。 その瞬間に心が開いて、初めて心が通じるのです。
要するに会話上手とは、自分もリラyクスして話ができるだけでなく、相手にも気持ちよく話をしてもらえる状況を作れる人なのです。つまり、あなたが望んでいることを相手も望んでいるのです。
言い変えると話し上手と思える人は、あなたがしていない努力をしている人だとも言えるわけです。違いはなにかと言うと、橋を渡る人と橋の手前で躊躇する人の差、落ちたときのリスクを引き受けて進む人と、リスクを引き受けない人の違いなのです。
ボキャブラリーに富んだ話し方で、どんどん相手を引き込んでいくことも大事でしょう。それはそれでコミュニケーションのスキルといえるでしょう。 しかし、たくさんの言葉を並べればいいというわけではありません。むしろ、会話上手な人は「聞き上手」なのです。あなたがそうされたらうれしいように、一生懸命聞いてくれることが会話上手になる基本なのです。
親しい人と話していると、聴く、話すという会話の内容だけでなく、態度・動作も違うはずです。心が開いているので、身体全体で会話しているのです。
・そのときの感情が違います。
・姿勢が違います。
・手や足の位置が違います。
・動作が違います。
・話し方のリスムが違います。
・話すトーンが違います。
・考え方・価値観に偽りがありません。(あるいは少ない)
・話の内容が違います。
・お互いのペースのバランスがいい。
そして、相手のことに心から興味を持ち、自然なと相槌をうっているはずです。
質問もざっくばらんに投げかけていると思います。
このような状態を初めて会った瞬間から作っている人がいます。もう何年も前からの知り合いのように話しかけてきます。しかも質問が多く話しやすい状態を作っています。オープンになって心が通じてくるから通じるのです。
「馴れ馴れしい」という見方もありますが、節度は行動の「境界」できちんと保っておいます。
「傾聴」という言葉があります。傾聴とは相手の話を熱心に聴くことではありません。相手が話していることを通じて、相手の気持ちになって追体験することなのです。たったそれだけのことですが、スマホを使いながら歩くながら上の空生活に慣れてしまうと、真摯に向き合う力は減退するばかりです。相手の気持ちになって追体験できるボキャブラリーを養うには、まずもって人間への興味を強く意識することです。そうすると「傾聴」は意外と簡単にできるようになると思います。
コミュニケーションは技術の問題ですが、心理的な問題が絡んでいることは少なくないものです。その場合には、技術だけでないメンタル面の解決が必要になりますが、こちらの問題は自身がどのようにしてトリッキーな仕掛けにハマって現在に至ったのか、その仕組みを理解、つまり気づきを起こすことが必要です。性格の問題ではなく、何かに起因した因果関係の末に自身が思い違いをしてしまっているのです。
つまり、会話が上手になりたいという課題は、単なる技術の問題、あるいはメンタルな問題、どちらの場合も「変える」という意識を持てば変われる課題なのです。
ライフスキル講座
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