2011年7月18日月曜日

夢ノートに書くこと

昨日は一般的に使われている手帳、つまりスケジュール帳のことを書いたので、今日は夢ノートのことを書こう。

否定的な思考、感情を肯定的な思考、感情に変えるのは肯定的な思考、感情だけだ。肯定的な思考、感情が成功を呼びこむ。成功した後にポジティブになれるわけではない。この事実を見誤っている人が多い。このシンプルな事実が分っていたら、自分の「生」を自分の内側に引き込むにはポジティブな行動をするしかないのだ。

自信とは、本来自分の内側の力によるものだ。自信のない人が外側の力、つまり他者の評価を欲しがる。それが内側の力を補強できない原因になっていて、悪循環が止まらない。自信とは自分のイメージにすぎない。内側の力に知性を足すことで内側の力は動く。知性とは本質を読み取る力、本質でコミュニケーションする力だと思う。

人生の本質は大いに楽しむことにある。楽しみと快楽は別のもので、肯定的にいまこの瞬間に没頭することが楽しみであり、否定の苦痛から逃れるために我を忘れるのが快楽だ。外側に求める快楽からは何も生まれないが、楽しみは内側の心のなかにある。

感情は、内側の力を信頼し育む者には薬になるが、そうでないものには毒として働いてしまう。肯定的な感情を目的にすると、どのような目標も失敗は不可能になるが、それ以外の扱い方をするとあらゆる面でネガティブに働いてしまい人生の本質から遠のく結果になる。その選択は自分に与えられている点に注目したい。

たとえば金持ちになりたいという目標の先には、安心したいとか、家族を楽にさせてやりたいとか、感情が潜んでいる。これが真の目的だ。お金は持ちたい感情を実現するツールでしかない。恋愛感情も同じで必ずしもその人でなければならない理由はない。その人と共に過ごすことで得られる感情は誰でもいいというわけではないが、他の人からも得ることはできる。

むしろ、そのことに取り組む自分の心の在り方が重要で、目的と目標を明確にしてポジティブな感情で行動していると結果もポジティブだ。目的と目標を曖昧にしてネガティブであるほどに結果も芳しくなく。ネガティブだとPDCAのプロセスが回せない。PDCAのプロセスの途中で停止してしまう。

目標達成はPDCAを迅速にグルグル回すしかない。これについてはアホも天才もない。みんな同じだ。グズな人の欠点は遅すぎて、回す頻度が少ないので進まないことだ。
芳しい兆候が見えてこないので、楽しくなくなりプロセスのどこかで停止してしまう。つまり感情的な行動で機能停止状態にしてしまうのだ。

無心になると、感情は顔を出さない。楽しくやれたら疲れもないが、楽しめないのなら無心になることだ。そうするといまこの瞬間に没頭できる。無心になれないときには、達成したときのよろこびを想像しよう。それは力になる。忘れたらまた達成したときのよろこびを想像する。繰り返す、何度でも繰り返す。その役目をしているのが「夢ノート」だ。身近なところに置いて一日に何度も繰り返して読む。

達成したいこととそのときに味わいたい感情を読む直す。その元気でPDCAを迅速にグルグル回す。PDCAを迅速にグルグル回すために一日に何度も夢ノートを繰り返して読む。

夢ノートには、達成したいこと、達成する期限、達成したときのよろこびの感情が書いてある。

2011年7月17日日曜日

自分にしっかりコミュニケーション

結果をきちんと出そうと意識して毎日を暮らしている人がいます。
その一方で努力して暮らしている人がいます。

それぞれ目的が違います。
結果を出すことと、努力することとは似ているようでも気持ちのあり方は全く違います。

前者は成果主義、後者を結果主義と呼んでいます。

主にサラリーマンには、結果を出すことよりも、努力していることを認めてほしい人が多いと言われますが、経営トップや自営業者にもそういう方は少なくありません。その逆もあります。どちらにしても生き様の心根が全然違ってきます。

人は意識しないことはできないようにできています。

手帳の使い方も成果主義、結果主義では違ってきますが、スケジュールを書き込むものだと思っているので、具体的にどう違うのか、よく解らないようです。

夢を実現するために手帳は大いに役立つツールですが、決意の違いも、成果主義、結果主義に通じる点があり、それぞれ使い方は違います。


手帳はスケージュール帳でもあるが、その意味ではマイルストーンを整理するものです。それを書かずしてスケージュールを書き込んでも、素晴らしい効果は得られないので、手帳はテレビ並みの楽しみも味わえない。

使い方で手帳は、あらゆるメディアを凌駕する。当たり前だ。自分のワクワクがつまったガイドブックであり、自分研究ノートだ。これが面白くないはずがない。もし面白くないのなら、自分の生活が楽しくないからだ。

とにかくPDCAが行動では大事。手帳には計画を書きますが、計画には活動の目標と結果の目標があることを認識しておき、それぞれのフォローをすることが大事。

活動の反省は文字量が多いので、日記でしています。結果の目標の進行状況は、次の一歩の原因になるので、手帳に書き込みます。だから手帳は毎日更新が原則になり紙面は汚れます。考えている最中にできる汚れは気にならないが、その結果の整理されたスケジュールはスッキリがいい。そこで結果はiPhoneに送ってしまうことで、アラームもできる。アラームの重要は、いますることに集中できるように、忘れることにあるのです。

そしてなにより完璧主義を笑い飛ばした上で次のことを実行する 

・期限を切った感情の目的、行動結果の目標を設定。
・いますぐ実行してPDCAする。
・大きな目標はマイルストーンを設定して、今日の分は今日達成する
・自分が失敗したと思わない限り失敗はない

ダイナミックな目的と行動。実はコツコツなんだけど、その日その日は全速力。


誰にでも、いろんな感情があるけれど、感情も主義も手帳で育てることが出来る。成果主義、結果主義どちらを選ぶか、それも個人が決めることです。

あなたの手帳のポリシーは成果主義?結果主義?どっちかな。手帳は自分にしっかりコミュニケーションツールです。


2011年7月1日金曜日

深くて強い愛情があっても別れることはある。

不幸にして片親に育てられたり、苦労して育っていると、とても忠実で、恋人や結婚相手を裏切らない人が多い。いい恋愛や結婚の必要条件だが、限度があることは知っておいたほうがいいようです。

お互いの限度はふたりの間で取り決めるのが一番いい。

出会って、恋人の関係になっても、初めの頃って、違う恋人を持っていたりすることもあります。その時に、漠然とではなく、パートーナーシップをふたりで決めるとは心で感じる信頼関係を作るうえで効果的です。。

そうして、いったん決めたらお互いに約束を守ることが大切です。
たとえば、デイトの約束に5分遅れただけでもヒステリックになる人と、時間の観念が曖昧な人の組み合わせなら、お互いの認識と調節が必要です。

アサーティブになれば、これが重要なことですが、率直、誠実、対等、自己責任の四本柱を守って、互いを尊重して意見を交換すると、調整ができます。もし遅れる場合はどうするとか、それでもうまくいかないときはどうするとか、話合って接点を見つけることができるでしょう。

「絶対見捨てない」「絶対に裏切らない」という切実なまでの決意は大切ですが、過度な忠実さは現実的ではないないのです。ふたりは孤島に暮らしているわけではなく、他者と混じって暮らしています。何があるかも分らないし、どんな影響を受けるかも分らない。

過度に忠実でありたいと思う人には共通した特徴があって、すでに終わっている関係、くされ縁にも終止符が打てないことです。その裏には喪失体験が働いていて、新たな喪失体験をしたくない思いが強いのです。結局新しい喪失を先のばしにするだけになる場合が少なくありません。

それでもいいと考えるのも価値観ですが、決して健康とはいえないのです。人はいまこの瞬間を生きることが自分を活かす上で大切です。それができなくなります。つまり現実逃避を繰り返すだけになり、徐々に現実から遠のき、心がぼやけてしまいます。自分の心も、他者の心も見えなくなるのです。

愛情は永遠ではない。こんなことは理屈で考えたら分かることです。永遠でないものを長続きさせるには、毎日新鮮な空気を送り込み、活動させることは欠かせないのです。放置したら、元気で生き生きしていた愛情もくたばってしまいます。

ところが、くたばってしまった関係をいじくるのが好きな人がいるのです。「絶対見捨てない」「絶対に裏切らない」と決め付ける過度に忠実な人にもその傾向は強いのです。結局、本当のところ、別れたくないのに、別れたいと思っている状態が好きだとか、別れたいのに、別れたくない思っているのが好きなのです。自分の真実に反対なことをする人です。

自分に誠実でない忠実って、まず自分とのコミュニケーションが断絶しているのです。ですから相手にも誠実ではありません。だからこういう人は冒頭に言ったようにアサーティブになれない。お互いの限度はふたりの間で取り決めるのが一番なのに、取り決めをしようとしません。

以前、交際していた女性と一週間に何度会うか、取り決めをしようとしたら、「週に3日がいい」って言うので、自分も都合が良かったので、賛成したら、その程度にしか自分を愛していないのかとヒステリックに怒られました。女心を読めという問題のようですが、アサーティブでないコミュニケーションを繰り返していると、お互いに尊重できなくなってしまいます。どのように、いまこの瞬間に、しっかり覚醒して生きるかが大事なのです。

自分の真実に反対なことをする人は、幼いときから、不足を願望に変えて、「もし、○○だったら、できるのに」というような考え方を繰り返してきた可能性があります。このパターンはとっても危険です。

「なるほどその通りです。しかし現状は○○です。もし○○だったら、できるのに」これではいつまでも実行が起こりません。自分はこれを「YES,BUT,IF(なるほど、しかし、もし)」・・・悪魔の構文と呼んでいます。ビジネスの現場では年中出会う話し方です。楽しくなくなる瞬間です。

「絶対見捨てない」「絶対に裏切らない」という切実な決意は、実行することで、花開かせてください。相手に対する態度を決め付ける前に自分とのコミュニケーションをしましょう。