2012年8月29日水曜日

人生の悲劇、喜劇



人生の悲劇とは、生きているうちから、その人聞の内側で死んでいく部分があるということだ。

フランスの神学者、アルベルト・シュヴァイツァー(Albert Schweitzer)の言葉です。
ヨーロッパの古き良き人文主義の伝統を引き継ぎながら、20世紀の社会が直面する問題を解決するための思想を編み出した人です。

忙しく過ぎていく日々の中で、会議や雑事に追われながらも、自分にとって大切なものを守り抜くにはどうすればよいのでしょうか。
その質問の前に自分にとって大切なものがなにか分かっていない人も多い。 考えるより先に行動しよう、顔を出していないとまずいから、とりあえず出席しておこう。ポジティブなイメージをふりまいておかないと信頼されなくなる。 そういう考えが私たちをすり減らし、自分らしさを失わせてはいないでしょうか。

男というものは、行動的でないと相手にされないと信じ込んで、中毒のように動き回っている。 そう思っていると、 子ども達の世界にも飛び火して、いじめ問題に影響を与えていることがあるかも知れないのです。

STOP!

外的な評価にこだわるのをやめてみるのが始まりになります。世界中、どこにいっても外的な評価で本当に幸福になれることはありません。自分が本当に大事にしていることはなにかを知った上で、大事にすることが大切なのです。

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