イヤな感情も生活の一部。落込みは誰にもあります。たのしく抜け出すようにしましょう。
落ち込んでしまうと、脳の働きも体の動きも鈍くなってしまうので、二次的な危険に追い込んでしまいます。
肝心の問題の解決どころではなくなり、問題は放置、先送りになります。
この状態を脱するには自分に優しくしてあげることですが、これが意外と難しい。間違うと自分を甘やかすことになり、ウジウジさせてしまいます。発展させるとうつ病になる場合もあります。
うつ病の根源には、重要な人間関係での間違った関係があります。
たとえば虐待がそうです。それだけではありません。
不安、心配、疲労感、空虚感、恐怖、イライラ、退屈、怒り、憎しみ、欲求不満、嫉妬、傷心、焦り、依存心、閉塞感、罪悪感、悲しみ、寂寥感、否定感、拒否、見捨てられ感、不潔、非力、無力、威圧感、裏切りなどネガティブな感情。
楽しい、幸福感、希望、興味、誇り、平和、感謝、保護、自尊心、満足感、安定感、愛情、強さなポジティブな感情。
これら様々な感情に対処する方法は自分の心の傷を受け入れることです。心の傷を受けたという事実をはじめいろんな事実があります。
「事実」というのは「こういうことがあった」というだけです。次に感情に注目してみましょう。
事実を乗り越えるために感情を殺さずにいられなかった事実があります。この作業をしたために喜怒哀楽を自分でコントロールかもしれない。自分にとって不都合な感情を切り離すことで乗り越えてきたのです。
そのために「感情の幅」が狭くなってしまった人が少なくありません。
もし、その傾向が自分にあると思うなら感情の幅を広げて元通りにしてあげましょう。
1. イヤな感情はそれはそれとして受け止め認めるようにします。感情に良いも悪いもありません。
2. イヤな感情のままいるのは楽しくないので、切り替えたいと思っている自分を受け入れます。切り替えるのと、認めない、殺す、我慢するは違います。切り替えることが不得意だと、感情に自分がコントロールされるか、切り離す(なかったことにしてしまう)など、感情の扱いを間違えてしまいます。
3. 慣れない間は、うまく切り替えられるかどうか、心配もありますが、成功に導くようにします(トレーニングが必要な時期もあります)
4. もし、うまく切り替えられないとしたら、この段階では「自分は切り替えが苦手だ」と認めて、いまはまだうまくできないが、やがて出来るようになると信じて進めていきましょう。
5. 認める作業が、ストレスに強い自分を作ります。
6. 身体を動かします運動、散歩、片付け。。。それがたいへんなならマッサージでもいいでしょう。
7. イライラしているときには、周囲の人が不安に感じることのないように気配りを忘れないようにしましょう。「イライラしているように見えるけど、あなたのせいではないので気にしないでください。ごめんんさい」こう宣言してしまうことでイライラする自分が愚かに思えるようになって瞬時に解放されることも少なくありません。