声の大きさは生まれつきの場合もあります。
生活体験の結果という場合もあります。
どちらにしろ、元気な声は相手を安心させます。
私は、研修で大きな声を出す訓練をします。
最初は照れてなかなか出せない人でも、基準以上になります。
最初、自分のことしか考えていないので思うように出ません。
しかしサービス業で大きな声を出すのは、お客様やチームワークで働いている同僚のためだと理解できるまで話し合います。
そうすると分かってくれて、基準以上になります。
でもがなりたてるだけの声は乱暴者の声です。
大きな声の大切さとはほど遠くなります。
そこで次に、「なにを伝えたいのか」について話し合います。
まず不安にさせない。
安心していただく。
思いやりについて話し合います。
小さなこどもさんや、お年寄りの気持ちで考えてみます。
すると大きな声であればいいということではなく、状況に応じた対応があって、元気な声が効果的であることが分かってきます。
スヤスヤ眠っている赤ん坊がびっくりするような声は厳禁です。
お年寄りには、少し大きめに、でもソフトに語りかける。
つまり状況に合った声を出す。
声はなにより相手への想いなのです。
だから「大きな声で話しなさい」といわれます。
アサーティブ、ホスピタリティなのです。
愛するとは励まし。
GIVE&GIVEです。
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