2016年2月17日水曜日

ドリームキラー対策をする。













自分は会社勤めしているとき、飛躍的に業績を伸ばしたことが数回ありました。その都度、やる前、最中に周囲に批判的な言葉を浴びせられバカにされました。

後になって「後光がさしている」と評価され、感謝もされましたが、過去に誰もしたことのないことをやってのけるときには、やったことのない人からパッシングされやすいものです。それが世の常です。


夢を叶えようとチャレンジするとき、励ましを受けるのは稀、周囲には「ドリームキラー」がワンサカいます。逆に可能性を否定されることを覚悟しておきましょう。


ドリームキラー


ドリームキラーとは、その言葉の通り、夢や目標を壊したり、邪魔したりする人達のことです。どちらかというと、陰性のストローク(ふれあい)が得意な人で、陽性のストローク(ふれあい)が苦手な人です。

もっともドリームキラーになりやすい人は、親、教師、上司、同僚、親友、恋人、親戚など身近にいて、影響力も小さくないのが厄介なのです。

自分なんかの場合も経営者だったりしたことがあります。親友の場合もありました。男女問わず、恋の悩みの打ち明け話なんかはもっとも要注意です。結婚しているから親身で答えてくれるなんて思ったら大間違い。結婚しているから寂しさでジェラシーいっぱいということも少なくないのです。

親切にサポートしているようにみえて、実際には壊そうとしている人たちが存在しています。嫉妬、妬みで、ネガティブな事を言う確信犯的な「自覚しているドリームキラー」と、自分では協力しているつもりで「あなたのために」の論調で言う「無自覚のドリームキラー」がいます。

どちらもいい人のように見えますが、その根底には「承認欲求」つまり認めてもらった上で自分を肯定したい心理が働いています。


自分自身のことで「承認欲求」が働くのは、どうぞご勝手にですが、他者と比較までして、引きずり落とそうというのは、人と人の間にある境界を超えた行為です。他者のことは行為で見るのではなく存在で見た上で励ますのが本当の応援です。




比較しない理由

比較しない理由は、比較することで、ネガティブな要因を引き寄せないないためです。
たとえば、彼より早く達成したいとか、彼よりも儲けたいと思うこと自体、彼に劣っていることを自分をインプットしていることと代わらないからです。




秘密にする理由

秘密にするのも、ドリームキラー心ない人からのネガティブな口撃からかわすためです。

このビデオをごらんください。
夢見る者を、やったことのない人が心ない言葉で脅してくる様子が語られています。





心ない人によって、やる気になっているあなたの気持ちに冷水をかけるように、ネガティブなイメージを潜在意識に送り込まれたら、台無しになるからです。

自分の夢は自分が守り抜かないとなりません。
だから、自分からも、心ない人からも守り抜くのです。

夢のビジュアル化は、目に見えないドリームキラー対策のうえでも効果的です。






めざすゴールを潜在意識に叩き込む















めざすゴールを忘れないために、
主語と感情を込めて潜在意識にビジュアルを送り込む

自分の人生で達成したい「あり方」と「目的」を潜在意識に送り込もうとしても、主語がないと届きません。

主語は私です。

さらに達成したいという願望では、できていないことを意味するので、やぶ蛇になります。

ビジュアルでイメージするので、できていない状態を潜在意識に送り込んでしまうと、ずっとできないままになります。

ビジュアルで結果を送り込む理由は、考えないようにするためです。人間は言葉で考えます。言葉で考えると脇道に逸れてネガティブになってしまうのです。

結果はイメージする。たどり着く方法は考える。潜在意識に強くインプットするのは、自分のゴールです。ゴールが揺らぐからうろうろさまよい時間を無駄に使ってしまうのです。

これを誤解して、イメージさえ送り込んだら、叶うと思う人がいるので、アファメーションが誤解されてしますのです。

たとえばアメリカに旅行したいと思って、それが実現するのは、アメリカにいる自分をイメージして潜在意識に送り込んでいるからです。

アメリカでワクワクしている自分を想像する。

それが繰り返し浮かぶので、いく手段を考えるようになる。やがて期限を設けるので、そのタイミングで段取りするから行ける。

それと同じ仕組みですが、慣れてないと目的が大きくなると怯んで無理だと決め込んでしまいます。そんなふうにして諦めさせないようにするのがアファメーションなのです。




なにも考えずに願うことが叶うなんて都合の良いことが起こるとしたら魔法使いです。
アファメーションは魔法ではありません。

感情をこめるのも、リアリティを自分に実感させるためです。感情と結ぶついていないとついつい日常の慌ただしさに忘れてしまうからです。

私たちはできないと思いがちですが、時間を始め資源を投入していないのでついつい忘れてしまうのです。


継続は力なりというようになにより忘れないことが重要なのです。人間は意識していないことはできません。


2016年2月16日火曜日

夢を叶えるビジュアル化プロジェクト




目標をビジュアル化する7つのステップ

  1. 自分の人生で達成したい「あり方」と「目的」
  2. 私を主語に感情表現をこめた文体で書く
  3. ~したいという「願望」ではなく、「~しているという現在形で書く
  4. 期限を定める
  5. どのような比較もしない
  6. 秘密にする
  7. 毎日書き出す

【1】Be : 自分の人生で達成したい「あり方」と「目的」

あり方とは、自分の状態、つまり物事に対する自分の態度を意味します。

生きがいは、目的とも違いますが、「生きがい」は聞かれると答えるのが難しいのが本当だと思います。「生きがい」は「生きてきた甲斐があった。」と思える瞬間、生きがいを感じるものです。別になければないで困ることはありません。

そこで「お金持ち」とか「世界一周」(する)の方がずっと簡単な目標として設定しやすくなります。他者からもわかりやすく外部からの評価も容易です。

ところが目標というのは、会社の業績と同じで、今期の目標を達成したとします。すると来期は落としていいかというとそうはいきません。来る期も来る期も上昇を義務付けられたとしたら、徐々に精神的に滅入ってきます。会社も目標と目的は違いますね。

目的は数値で表現されることはまずなく、「なんのためにこの会社を起業したのか?」というような場合に表現されます。「安心できる暮らしを提供できるように」とか「安価で便利な生活ができるように」とかいう表現が多いように思います。

「あり方」にも、向上を求めたくなりますが、すべて自分の評価に一存されます。こちらは他者からもわかりにくく外部からの評価は困難です。さてここで、重要なのはビジュアルでイメージできることです。

目的の代表的な事例は「他人に良い影響を与えられるか」などがそうです。こちらも重要なのはビジュアルでイメージできることです。

在り方も、目的も、頭の中のスクリーンに映し出すことで鮮明になればなるほど、潜在意識に送り込むのが容易になります。潜在意識にはあなたが5歳まで記憶した強い映像が焼き付いています。その映像はいまの年齢に至るまで繰り返しあなたが見続けた映像です。これと入れ替えることが重要なのです。
ですから言葉だけの誓いや宣言では歯がたつこともないのです。
そこで遅まきながらも、もっと素敵な映像に入れ替える「プロジェクト」が必要になります。

鮮明にするには映像に「感情」も含めることです。
私たちが映画を見て感動するのは、ただ映像を見たからではなく同時に感情に共感したからです。ですから「あり方」と「目的」からどのような感情を獲得するのか、それも具体的にします。

「自分のショップで販売しているハーブティを購入していただくことで幸せな時間を過ごしてしてもらう」のが目的なら、購入者から、その喜びのメールをいただくことで、自分が朝、夕どんな気分(感情)を体験しているかを想像するのです。この感情こそ目的なのです。すると映像にもっと迫力が出てくるはずです。この迫力がリアリティになります。


その最初の一歩が、
Be : 自分の人生で達成したい「あり方」と「目的」のヴィジュアル化です。


「人が可能だと思う以上のことを求めなさい。
人が達成できると思う以上の夢を見なさい。
人の許容範囲以上のリスクをとりなさい。
人が『これで万全だ』と思う以上に注意を払いなさい。」


ハワード・シュルツ(スターバックスCEO)